備忘録(仮のような正式タイトルのような

基本放置の備忘録。2013年2月25日開設。Twitterもやっています。@tatibana_m

落合博満≠風間八宏

こちら http://www.nishi19-bn.com/kazama_ochiai/ で「風間八宏落合博満が似ている」という話が展開されていて、その内容に疑問を抱いたこと、とはいえ風間さんの目指すサッカーをよく知らないことがあったので、木崎伸也さんの『革命前夜』を読んでみました。

結論からいえば、似ているどころか真逆でしたね(笑 薄々わかっていましたけど。

 

よく指導法とかを登山にたとえて「登る道は違うけど、目指す頂点は同じ」とかいうけど、風間さんと落合さんは「今は同じ登山道を歩いているけど、そのうち別の頂点を目指して分かれる」とでも言えばいいのかな。

 

リンク先では、Amazonアソシエイト落合監督の『采配』を紹介しているけど、その本のなかで、

チームスポーツで『仕事をした』と言えるのは、チームが勝った時だけである

と語っていたり

安定感より停滞感のほうがリスク」と、ゴールデングラブを取ったアライバのポジションを入れ替えたりしたことが書かれているので、紹介前に一読してほしかったなあ(^ ^;

 

本の感想については、先にツイートしたのでそちらをぺたぺたと。

※念のため。結果的に風間監督に対して否定的な判断をしていますが、風間批判目的で購読したわけではありません。むしろこの評価をひっくり返して謝れる日がくればいいと思っています(日本に名将が誕生したことになるのですし)。

 

 

※ちょっと補足。風間サッカーは「スペースへのパス」よりも「足元へのパス」を推奨していて、例えとして「バスケやハンドボールではスペースに出すパスなんてない」と語っているけど、バスケにもスペースへのパスはあるのでちょっとこれは誤認じゃないかと。バスケはフィールドが狭くすぐDFが入る&シュートまでに時間制限があるため、パスを受け取ったときには次のアクションに入っていなければ間に合わず、受け手が次のアクションに入れると判断してからパスを出す、というのが「スペースへは出さない」と見える理由かと。ハンドボールは詳しくないので割愛。

 

 

以上。ちなみに明日には処分しちゃうと思います(^ ^; 本1冊置くスペースにも苦労しているので……