チンカラホイ
『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』(寺本幸代 / 真保裕一)
『新魔界大冒険』、公開時にシナリオが叩かれていた覚えがあるけど、多分のび太サイドと敵との間に因縁を作っちゃったのが原因なんだろうなあ。ちょっとロープレを意識しすぎている気がする。
— tatibanaさん (@tatibana_m) 2013年3月15日
元々の『魔界大冒険』になかった「敵が美代子の母親でかつ死んでしまう」というのが、どうしてもリメイク前のものよりハッピーエンド感を下げていて、個人的には「なぜ入れたんだろう?」という思いが強いのだけど、こちらが初見だったらまたイメージが違ったのかなあ。
— tatibanaさん (@tatibana_m) 2013年3月15日
石ころ帽子がモーテン星に、通り抜けフープがモグラ手袋になっていたりと、どうも「俺ならこんな話にする」が出過ぎていた印象。
元々の原作が、パラレルワールドを扱った作品の宿命というか、微妙に整合性を欠くものなのだけど、部分的につぎはぎした結果別の綻びができているのも、ちょっとマイナス。
『魔界大冒険』のリメイクではなく、まったくのオリジナルを作ったほうが良かったんじゃ……と思ったら、脚本の真保裕一さんはどらファンだそうで、その後『新・宇宙開拓史』『人魚大海戦』を書かれていた模様。『新・宇宙開拓史』は未見なので、評価はまた改めてかなあ。
あ、ツイートの「美代子」は「美夜子」の間違いでした。