WBC2013総括
深夜に放送したWBC決勝がダイジェストだった衝撃といったら。
決勝は、1回表に先頭バッターを出したものの後が続かず得点できなかったプエルトリコと、その裏に同じく先頭バッターを出して、こちらはしっかり得点できたドミニカの差が最後まで埋まらなかったという感じ。
最初に速報で、プエルトリコが三安打に抑えられたと知ったときは完敗だったのかと思ったのですが、意外とチャンスは作っていました。
雨が降ったりマウンド整備が何度も入ったりして、ドミニカ投手の制球があまり定まらず、四球による出塁はかなり多かったのですが、プエルトリコは最後の一本が遠かった。
日本も同じような形で負けたことを考えると、WBCは「連打による大量得点」よりも「犠打を駆使した1点」を狙ったほうが勝率が上がるのかも、と思ったり。
まあ、優勝したドミニカは連打で3点取っているんですけど、点を取る手段を日本はもっと多く持っておくべきだったと思います。それぐらい、控え選手の使いどころが少なかった。
ピッチャー陣に目を向けると、球数制限もあって(当然ながら)完投はなし。
今後もこのシステムを採用するなら、監督には投手交代のタイミングを見極める能力が必須かと。
今回の日本は、先発タイプがかなり多かったですが、いわゆる中継ぎエースの割合をもっと増やしてもいいんじゃないかと思いました。
個人的には、久々に野球を1回から9回まで見たのが、そして楽しめたのが最大の収穫かな。
とはいえ、じゃあプロ野球を見に行くか、と問われるとなかなか「YES」という気持ちになっていないのがつらいところ(^ ^;
「代表人気≠国内リーグの人気」という日本サッカー長年の悩みを、こういう形で思い知らされるとは。
代表効果はあくまでプラスアルファと考え、国内リーグは国内リーグの良さをアピールするのが常道なんでしょうね、きっと。
野球日本代表の次の活動予定は10月らしいので(まだ確定ではないそうですが)、そのときにまた。